足関節捻挫について

運動をされている方や、部活動をしている子供やハイヒールなど履く女性の方などが起こす「足関節捻挫」

やつひめは足関節捻挫の治療は大得意です。そこで、足関節捻挫を早く治す方法と自分でも気を付けるポイントをお話しておきます。

 

まず、捻挫してしまった際に一番大事なのはすぐ冷やす事。

濡れたタオルなどで患部を覆い、その上から氷嚢を置き5分くらいは冷やしてください。

この処置をしない場合は、した場合と比べ一週間以上回復までの差が出てしまいます。

目的は、冷やすことで血管を収縮させ、血流量を下げ、出血量を減らし早く出血を止める為です。そうすることで腫れを減らす事が出来ます。

次に必要なのは圧迫です。腫れない様に患部を包帯やタオルで血流が止まらない程度まで巻いて圧迫してください。

この状態で来院してもらうとベストです。

やつひめ整骨院では、捻挫の場合はその日に来院してもらうことをお勧めしております。理由は時間がたてばたつほど回復まで時間を要するからです。

捻挫の治療で重要なのは腫れを最小限に抑えることにあります。それができれば早く回復させることができます。

あとは、挙上。心臓よりも高い位置が良いのですが、下に垂らしておくと重力により血が下にさがり圧力があがり、出血量が増え、腫れがひどくなってしまいます。

詳しく話すとそれだけでは不十分なのですが、自宅でできる事はそれくらいです。

治療例

院長の松林は学生の頃に右足の捻挫を起こし慢性捻挫となりいまだに違和感があります。整骨院の先生になり、自分がなぜこうなったのかを知ったので、

同じ状態になってほしくない思いで足首の捻挫に関してはすごく勉強しております。

 

整骨院に来院されたら何をするのか?

まずは、ずれて靭帯を圧迫している骨がある場合はそのずれをもとに戻します。

そうすることで靭帯にかかるストレスがなくなり、回復しやすい状態を作ります。

次は、浮腫みを減らします。最新の機器を用いて腫脹をできるだけ減らしていきます。

最後は固定です。せっかく良い状態に戻しても靭帯が緩み、腫れで足の状態がまた悪くなってしまっては意味がありません。

良い状態で動けるように固定を行います。

この固定をすることで、足の動きは妨げず、悪い部分の安静を図ることができます。

これは私の持論ですが、ぎっくり腰や足首の捻挫に関しては重力を掛けた方が治りが早いです。

シーネ固定や松葉杖を使い、体重を全くかけない状態よりは、少しでも体重を乗せて歩いたり、生活したりする方が、3倍は回復は早い。

実績はあります。部活動で捻挫をして松葉杖をついてきた子がいましたが、5日後の試合にはテーピングをして試合に出場しています。

しっかり治ってからが本当は良いのですが、最後の試合などどうしても外せない場合は本人の了承を経て固定を行い、試合に出したりもします。

何年も練習してきて最後の試合に出れないのは無念ですから。

 

ちなみにずれた骨を戻さずにほったらかしにして体重をかけて歩いていると私のように慢性症状となり、常に変な違和感や痛みを感じるようになってしまいます。

 

簡単に足首の捻挫だからと考えていると、将来、腰痛持ちになったり、肩こりに悩まされたり、変形性膝関節症や変形性股関節症などになったりもします。

簡単に考えずにしっかりと治すことをお勧めいたします。

足首の捻挫の場合はぜひやつひめ整骨院にお越しください。

 

この記事を書いた人

監修:松林伸弥 / やつひめ整骨院代表

Shinya Matsubayashi

国家資格:柔道整復師
社団法人全国病院理学療法協会公認
運動療法機能訓練技能士
財団法人日本体育協会公認
スポーツリーダー
特定非営利活動法人オーソティックスソサエティー公認 
フットケアトレーナー マスターライセンス取得
全国冷え症研究所
八女分室室長