誰でも簡単に鍛えられる体幹トレーニングを習慣に!健康長寿に生きよう!

体幹を鍛えるとどうなる?

体幹とは?

体幹は、私たちの体の中心部分にある大切な部分です。 体幹は背中やお腹、お尻の周りの筋肉や骨、内臓をサポートしています。 まるで木の幹のように、私たちの体の安定やバランスを保つ役割を果たしています。

体幹の強さや安定性は、私たちの日常生活やスポーツでの動作に大きな影響を与えます。 たとえば、体をまっすぐに立てたり、バランスをとるためには、体幹の力が必要です。 スポーツをするときも、体幹がしっかりしていると、より効果的な動きやパフォーマンスを発揮することができます。

体幹を鍛えることで、姿勢が良くなったり、スポーツのパフォーマンスが向上したりするだけでなく、ケガの予防にも役立ちます。 体幹は私たちの体の中心なので、しっかりとケアして、強く健康な状態を保つことが大切です。

姿勢が良くなる

体幹は背骨や腹筋、背筋、お尻の筋肉などから構成されています。 これらの筋肉が強く、バランスよく働くことで、体の上半身と下半身のバランスが整い、姿勢がよくなります。

体幹が強くなると、背骨が正しい位置に保たれ、自然なS字カーブが形成されます。 これによって、背中がまっすぐに伸び、肩が後ろに引かれ、頭が上に持ち上げられます。 また、腹筋や背筋の強化により、腹部が引き締まり、背中が丸まりにくくなります。

姿勢がよくなることで、いくつかの利点があります。 まず第一に、正しい姿勢によって体の負担が均等に分散されるため、首や肩、背中の痛みや疲労が軽減されます。 また、正しい姿勢は内臓の働きをサポートし、消化や呼吸などの体の機能がスムーズに行われます。

さらに、姿勢がよくなると自信もつきます。 まっすぐで自然な姿勢は、他人に対して自信を持ってコミュニケーションすることができます。 また、姿勢が良い人は、より魅力的に見えることもあります。

良い姿勢は学習意欲に繋がる

まず、良い姿勢を保つことで、集中力や注意力が向上します。 正しい姿勢によって身体がバランスよく支えられ、酸素や血液の循環が良くなります。 それにより、脳に十分な酸素や栄養が供給され、脳の機能が活性化されます。 結果として、より集中力を持って学習に取り組むことができます。

また、良い姿勢は自信とポジティブな心理状態をもたらします。 背筋を伸ばし、頭を上に持ち上げることで、自信を持った姿勢が形成されます。 自信がある姿勢を取ることで、自己肯定感が高まり、学習に対する自信や意欲が増します。 逆に、悪い姿勢や前かがみの姿勢では、自信を欠き、モチベーションが低下することがあります。

良い姿勢はまた、身体と心のつながりを高めます。 良い姿勢を保つことで、身体の状態が良くなり、不快感や疲労感が軽減されます。 快適な状態で学習に取り組むことができるため、学習意欲が高まります。

良い姿勢を保つことは、学習意欲を向上させるための重要な要素です。 自信と集中力を高め、快適な学習環境を作り出すために、常に姿勢に気を配りましょう。

力を発揮しやすくなる

体幹は私たちの体の中心部分を支える筋肉群であり、背中、腹筋、お尻の筋肉などが含まれます。 これらの筋肉が強くてバランスよく働くことで、身体の安定性や姿勢が向上します。

体幹が強くなると、身体の動きをコントロールしやすくなります。 例えば、スポーツやフィジカルな活動をするとき、体幹がしっかりしていると、腕や足の力を効果的に伝えることができます。 また、スイングやジャンプ、投げる動作など、力を発揮する際に体幹の安定性が求められる場面でも優れたパフォーマンスを発揮しやすくなります。

体幹の強さは、身体全体の連動性や動作の効率性にも影響を与えます。 筋肉がバランスよく発達し、正しいフォームで動くことで、エネルギーの浪費を最小限に抑え、力を最大限に活かすことができます。 これにより、スポーツパフォーマンスの向上や、日常生活での身体の動きの改善が期待できます。

体幹を鍛えることで、力をより効果的に発揮しやすくなります。 安定性やパフォーマンスの向上、ケガの予防など、様々なメリットがあります。

腰痛の予防・改善につながる

体幹は、私たちの体の中心部分を支える大切な部分です。 腹筋や背筋、お尻の筋肉などが体幹に含まれています。 体幹の筋肉を強化することで、腰椎(腰の骨)をしっかりとサポートし、安定性を高めることができます。

腰痛は、腰部の筋肉や骨に負担がかかりすぎたり、姿勢が悪かったりすることで起こります。 しかし、体幹を鍛えることで、腰部の筋肉が強くなり、腰椎にかかる負担を分散しやすくなります。 つまり、体幹の筋肉がしっかり働くことで、腰部にかかるストレスが軽減され、腰痛の予防や改善につながるのです。

また、体幹の強化は姿勢の改善にもつながります。 正しい姿勢を保つためには、体幹の筋肉がバランスよく働くことが重要です。 体幹が強くなると、背中がまっすぐに伸び、腰が前かがみになりにくくなります。 正しい姿勢を保つことで、腰椎にかかる負担が均等に分散され、腰痛のリスクが減少します。

さらに、体幹を鍛えることでコア(身体の中心部)が強化されます。 コアが強くなると、身体全体のバランスが改善され、日常の動作や運動の安定性が高まります。 腰痛は、身体のバランスや安定性が損なわれた状態で発生することがありますが、体幹の強化によってコアの安定性が向上し、腰痛の予防につながるのです。

体幹の強化は、腰痛予防や改善に効果的な方法です。 定期的なトレーニングや適切なフォームに気を配りながら、体幹を鍛えて腰部の安定性を高めましょう。 しかし、腰痛がある場合は、医師や専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることも重要です。

疲れにくい身体になる

体幹が強化されると、身体の動きが安定し、無駄なエネルギーの浪費が減ります。 例えば、歩くときや走るときに体幹がしっかりと働くことで、身体のブレや揺れが少なくなります。 その結果、体力を無駄に消耗せずに効率的に動くことができ、疲れにくくなるのです。

また、体幹の強化によって姿勢が改善されます。 正しい姿勢を保つことで、骨格や筋肉が適切な位置に配置され、身体のバランスが整います。 正しい姿勢によって、筋肉や関節への負担が均等に分散され、特定の部位への疲労が軽減されます。

さらに、体幹の強化はコア(身体の中心部)の安定性を高めます。 コアは、腹部や背中、お尻の筋肉などから構成されており、身体の安定性をサポートします。 コアが強くなると、身体のバランスが向上し、身体の動作がスムーズになります。 この安定性によって、身体の無駄な動きが減り、疲労を軽減する効果があります。

代謝が良く太りにくい身体になる

腹筋、背筋、お尻の筋肉 体幹の筋肉を鍛えると、筋肉量が増えます。

筋肉はエネルギーを消費する働きがあります。 つまり、筋肉が多いほど基礎代謝量が上がります。 基礎代謝量とは、休息状態で身体が消費するエネルギーの量のことです。 体幹を鍛えることで筋肉量が増え、基礎代謝量がアップするため、身体がより多くのエネルギーを消費するようになります。

また、体幹の筋肉は安定性やバランスを向上させる役割も果たします。 バランスが良くなると、身体の動きがスムーズになります。 例えば、歩いたり階段を上ったりする際にも体幹がしっかり働くことで、姿勢をキープしやすくなります。 その結果、正しい姿勢を保つことができ、筋肉や関節にかかる負荷が均等に分散されます。

さらに、体幹を鍛えるトレーニングはエネルギーを消費する効果が高いです。 例えば、プランクやバーピーズといった体幹エクササイズは、全身の筋肉を一度に使います。 このようなエクササイズを行うことで、多くの筋肉を同時に活性化させ、エネルギーの消費を促進します。

以上のように、体幹を鍛えると筋肉量が増え、基礎代謝量がアップします。 また、バランスと姿勢の向上により、身体全体のエネルギーの使い方が効率的になります。 これによって、太りにくい身体になるのです。

手軽にできてストレス対策になる

体幹トレーニングは、特別な器具や大きなスペースが不要なため、手軽に自宅やオフィスなどで行うことができます。 また、短時間で効果的な運動ができるため、忙しい日常生活の中でも取り組みやすいです。

体幹トレーニングは身体全体を使う運動です。 腹筋や背筋、お尻の筋肉などを中心に鍛えることで、身体の安定性やバランスが向上します。 これにより、身体がしっかりと支えられるため、日常生活や運動時のストレスや負担が軽減されます。

また、体幹トレーニングは集中力を高める効果もあります。 運動中に身体をコントロールし、正しいフォームを保つことに集中することで、心と身体の統合が促されます。 これによって、ストレスや不安を忘れる時間を作り出し、リフレッシュすることができます。

さらに、体幹トレーニングは適度な運動量を取り入れることで、身体に快感や達成感をもたらします。 運動によって身体が活性化され、エンドルフィンと呼ばれる快楽物質が分泌されることで、ストレスの緩和や気分の改善につながります。

最後に、体幹トレーニングは呼吸にも注目した運動です。 適切な呼吸法を取り入れることで、リラックスした状態を促し、心身の緊張をほぐす効果があります。 深くゆっくりとした呼吸を意識しながら行うことで、ストレスを軽減し、心地よいリラックス状態を作り出すことができます。

以上のように、体幹トレーニングは手軽に取り組める上に、身体の安定性やバランスを向上させ、集中力を高め、快感や達成感をもたらし、リラックス状態を促す効果があります。 これらの要素が組み合わさることで、ストレス対策に効果的なトレーニングとなります。 日常生活に取り入れて、心身の健康をサポートしましょう。

自宅で手軽に始められるため継続しやすい

自宅での体幹トレーニングは、特別な器具や大きなスペースが必要なく、自分の身体のみで行うことができます。 ジムやトレーニング施設に通わずに自宅で行えるため、時間や場所に制約されずに取り組むことができます。

また、体幹トレーニングは短時間で効果的な運動ができるため、忙しい日常生活の中でも取り組みやすいです。 たとえば、プランクやクランチといった体幹エクササイズは数分で行えるため、時間を有効に使いながら効果を得ることができます。

自宅でのトレーニングは、プライバシーを守りながら行うことができます。 ジムやトレーニング施設でのトレーニングでは他の人の目が気になったり、自信がなかったりすることもありますが、自宅なら自分のペースで集中して取り組むことができます。

さらに、自宅でのトレーニングは日常生活に組み込みやすいという利点もあります。 例えば、テレビを見ながら行ったり、休憩時間や家事の合間に取り組んだりすることができます。 そのため、日常の生活リズムにトレーニングを取り入れやすく、継続しやすい環境が整います。

自宅での体幹トレーニングは、手軽に始められる上に時間や場所に制約されず、プライバシーを守りながら集中して取り組むことができます。 また、日常生活に組み込みやすいため、継続しやすいという利点があります。 自分のペースで取り組みましょう。

体幹・筋力が低下すると体にこんなデメリット

体幹・筋力が低下すると、身体の安定性やバランスが損なわれます。 体幹は、腹筋や背筋、お尻の筋肉などを含む部位であり、身体を支える役割を果たしています。 筋力が低下すると、これらの筋肉が十分に働かず、姿勢が崩れたり、身体のバランスが崩れたりすることがあります。 結果として、ケガや転倒のリスクが高まります。

また、体幹・筋力の低下は、身体の動作や運動能力にも影響を与えます。 例えば、日常生活での動作やスポーツなどの運動において、必要な力やパワーを発揮することができません。 腰痛や関節の負担増加などの問題も起こりやすくなります。

さらに、筋肉は基礎代謝量を上げる役割も担っています。 筋肉量が減少すると、基礎代謝量が低下し、エネルギーの消費が減少します。 その結果、体脂肪の増加や体重の増加につながる可能性があります。

以上のように、体幹・筋力の低下は身体の安定性やバランスの損失、動作能力の低下、基礎代謝量の減少などにつながるデメリットがあります。

体幹力をチェックしてみよう

体幹力をチェックするためには、簡単なエクササイズや動作を行ってみましょう。2つのチェックの方法を紹介します。

チェック1:片脚バランス

  1. 立って両足を揃え、目の前をしっかりと見つめましょう。
  2. 片方の足を少し浮かせて、もう片方の足で地面にしっかりと立ちます。 浮かせた足は膝を曲げて、つま先を地面から数センチ浮かせます。
  3. 身体のバランスを保ちながら、浮かせた足で数秒から数十秒間バランスを取ります。この時にバランスを崩しやすい方は体幹力が低下しています。

チェック2:飛行機バランス

  1. 立って両足を揃え、目の前をしっかりと見つめます。
  2. 片方の足を少し浮かせて、もう片方の足で地面にしっかりと立ちます。 浮かせた足は膝を曲げ、後方に伸ばします。
  3. 上体を前傾させながら、浮かせた足と上体を平行にするようにします。 腕は水平に伸ばし、手のひらを地面に向けます。身体のバランスを保ちながら、このポーズを数秒から数十秒間キープします。この時にバランスを崩しやすい方は体幹力が低下しています。

初心者向けの体幹トレーニング

まずは初心者向けの体幹トレーニングをいくつか紹介します。

プランク(フロントプランク/サイドプランク)

【フロントプランクのやり方】

  1. 床にうつ伏せになり、ひじを90度に曲げ、前腕を床につきます。
  2. 足は腰幅程度に開き、つま先から踵まで地面にしっかりとつけます。
  3. お腹を引き締め、体を一直線に保つようにします。 背中が丸まったり、お尻が上がったりせず、まっすぐな姿勢をキープします。
  4. 姿勢を保ちながら、ゆっくりと深呼吸を行います。 最初は数秒から始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。

【サイドプランクのやり方】

  1. 床に横向きに寝ます。 肩を床に直角に曲げ、ひじを床につきます。
  2. 脚を重ねて、つま先から踵まで地面にしっかりとつけます。 脚は伸ばした状態で、体の一直線を作ります。
  3. 上半身を支えるひじと肩を使って、体を浮かせます。 背中が丸まらず、まっすぐな姿勢を保ちます。
  4. 姿勢を保ちながら、ゆっくりと深呼吸を行います。 最初は数秒から始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。 片側の時間が終わったら、反対側も同様に行います。

プランクは体幹全体を鍛える効果があります。 姿勢の改善やコアの安定性向上に役立ちますので、定期的に取り組みましょう。

ヒップリフト

  1. 仰向けに寝ます。 膝を曲げ、足は腰幅程度に開き、踵を床にしっかりとつけます。
  2. 腕は体の両側に広げ、手のひらを床につけます。 上半身はリラックスさせましょう。
  3. お尻とヒップを意識し、力を入れながら腰を持ち上げます。 お尻が床から離れ、体は上半身から膝まで一直線になるようにします。
  4. 最大の収縮点で一瞬キープし、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
  5. 姿勢を保ちながら、呼吸をしっかりと行いましょう。 次のリピートに進む前に、少し休憩を挟んでください。

ヒップリフトはお尻やヒップの筋肉を鍛えるだけでなく、腰の安定性を向上させる効果もあります。 初めは少ない回数から始め、徐々に回数やセット数を増やしていきましょう。 正しいフォームを保ちながら行うことが重要です。

ドローイング

  1. 座って姿勢を正しく整えます。 背中をまっすぐに伸ばし、肩はリラックスさせます。
  2. 息を吸いながらお腹を膨らませます。
  3. 息を吐きながら、お腹をへこませるようにし、おへそを背骨に引き寄せます。 このとき、お尻や背中は動かさずに、お腹の筋肉に意識を集中させましょう。
  4. この状態で、呼吸を止めずに10秒程度キープします。 呼吸を止めることなく、お腹の筋肉を緊張させたままできるだけ長くキープできるようにトレーニングしていきましょう。
  5. ゆっくりと息を吸いながら、お腹を膨らませるように戻します。

ドローイングは、体幹の深層筋を鍛えることで姿勢の安定性やコアの強化に効果的です。 日常生活やスポーツでのパフォーマンスを向上させるためにも、定期的に行う事をお勧めします。

腕立て伏せ

  1. まず、うつ伏せになります。 手の平を床につけ、肩幅よりやや広めに手を配置します。
  2. 足は腰幅程度に開き、つま先から踵まで地面にしっかりとつけます。 体は一直線に保ちます。
  3. 上半身を力を入れながら上げていきます。 腕の力を使いながら、胸を床から離し、腰と足の間に空間を作ります。
  4. 上半身をゆっくりと下げていき、胸が床に触れる直前まで下降させます。 肘を90度程度まで曲げます。
  5. 腕の力を使いながら、再び上半身を上げていきます。 完全に伸ばす必要はありませんが、腕を伸ばす際に力を入れて行います。
  6. 上半身を上げ下げする動作を繰り返し行います。 最初は少ない回数から始めましょう。 徐々に回数やセット数を増やしていきます。

腕立て伏せは上半身の筋力を鍛えるだけでなく、体幹の安定性やバランス感覚の向上にも役立ちます。 正しいフォームを保ちながら行うことが重要です。 初めは少し難しいかもしれませんが、継続的な練習で徐々に出来るようになっていきます。

スクワット

  1. 立ち姿勢で足を肩幅よりやや広めに開きます。 足先は前方を向けます。
  2. 腕は前方に伸ばし、バランスを保ちます。 手のひらは前方を向け、腰の高さくらいに位置させます。
  3. お尻を突き出し、膝を曲げてゆっくりとしゃがみます。 体重は両足に均等にかかるようにします。
  4. 膝が約90度で曲がるようにし、太ももが地面と平行になるまで下がります。 背中はまっすぐに保ちましょう。
  5. 一番下までしゃがんだら、力を入れてゆっくりと立ち上がります。 踵から力を発揮して上体を持ち上げましょう。
  6. 姿勢を保ちながら、呼吸をしっかりと行います。 次のリピートに進む前に、少し休憩を挟んでください。

スクワットは大腿四頭筋やヒップ、お尻の筋肉を鍛える効果があります。 正しいフォームを保ちながら行うことが重要です。 初めは少し慣れるかもしれませんが、継続的な練習で徐々に力がついていきます。 重要なポイントは、背中をまっすぐに保ち、膝がつま先よりも前に出ないようにすることです。

フロントブリッジ

  1. 床にうつ伏せになります。 両手を肩幅より少し広めに床につけ、ひじを曲げて前腕を地面にしっかりとつけます。
  2. 足は腰幅程度に開き、つま先から膝までしっかりと地面につけます。
  3. 上半身を力を入れて持ち上げていきます。 ひじとつま先を軸にして、体を一直線に保ちます。
  4. 背中やお尻が下がらないように、腹筋や背筋を意識して体を支えます。 背中はまっすぐで、おしりを引き締めましょう。
  5. この姿勢をキープし、数秒間保持します。 呼吸を止めずにゆっくりと呼吸を続けます。
  6. ゆっくりと元の姿勢に戻ります。 上半身を下ろして床につけ、リラックスします。

フロントブリッジは体幹の前面の筋肉を鍛える効果があり、姿勢の改善やコアの強化に効果的です。 初めは少ない時間から始め、徐々に時間を増やしていきましょう。 正しいフォームを保ちながら行うことが重要です。 少しずつ練習を重ねていくと、体幹の力がついてきます。

立ち木のポーズ

  1. 立ち姿勢で足を揃え、背筋を伸ばします。 目線は前方を向けましょう。
  2. 右足のつま先を内側の左足のふくらはぎにタッチするように持ち上げます。 左足の膝は曲げずに安定させます。
  3. 右足のつま先を左足のふくらはぎや内ももに触れる位置まで上げることができれば、それ以上に上げることもできます。
  4. 右足をしっかりと支えながら、バランスを取りながら両手を前に伸ばします。 必要に応じて手を胸元に組んだり、天に向かって上げることもできます。
  5. この姿勢をキープします。 呼吸を止めずにゆっくりと呼吸を続けます。 姿勢が崩れそうな場合は、集中して目の前の一点を見つめるとバランスがとりやすくなります。
  6. ゆっくりと元の姿勢に戻ります。 右足を下ろし、両足を揃えてリラックスします。
  7. 同じ手順を反対側でも行いましょう。

立ち木のポーズはバランス感覚や体幹の安定性を鍛えるだけでなく、集中力や心の安定にも効果的です。 初めはバランスを取りにくいかもしれませんが、練習を重ねることで徐々に改善されていきます。 正しいフォームを保ちながら行うことが重要です。 少しずつ練習を増やしていきましょう。

英雄のポーズ

  1. 立ち姿勢で足を揃え、背筋を伸ばします。 足を腰幅程度に開きます。
  2. 右足を前に大きく一歩踏み出し、足のつま先を少し外側に向けます。 左足は後ろに伸ばします。 足の間隔は広めに取ります。
  3. 右足のひざを曲げ、右足のひざが直角になるように調整します。 右足のかかとは床にしっかりとつけます。
  4. 上半身は正面を向いたまま、両腕を肩の高さで広げます。 両手のひらは床を下向きに向けます。
  5. 腹筋を引き締め、背筋をまっすぐに伸ばします。 重心を右足に乗せ、バランスを取ります。
  6. この姿勢をキープし、ゆっくりと呼吸を続けます。 一定の時間キープすることができれば、次に進みます。
  7. ゆっくりと元の姿勢に戻ります。 右足を戻し、両足を揃えてリラックスします。
  8. 同じ手順を反対側でも行いましょう。

戦士のポーズは下半身の筋力を鍛えるだけでなく、バランス感覚や集中力を高める効果があります。 初めはバランスを取りにくいかもしれませんが、練習を重ねることで徐々に出来るようになっていきます。正しいフォームを保ちながら行うことが重要です。 少しずつ練習を増やしていきましょう。

ツイストクランチ

  1. 床に仰向けに寝ます。 膝を曲げ、足を腰幅程度に開きます。 踵は床につけます。
  2. 両手は頭の後ろで組みます。 指先は軽く触れ合わせる程度でOKです。
  3. 腹筋を引き締めながら、上体を起こし膝に向かって体を起こします。
  4. この状態で体を左に回転させ、右のひじを左のひざに近づけます。 上半身が斜めになるようにします。
  5. 左側の腹筋を意識しながら、一瞬キープします。
  6. 元の姿勢に戻ります。
  7. 同じ手順を反対側でも行いましょう。

ツイストクランチは斜めの筋肉を刺激するため、腹斜筋などの筋肉を効果的に鍛えます。 正しいフォームを保ちながら行うことが重要です。 背中や首に無理な負担がかからないように注意しましょう。 初めは少ない回数から始め、徐々に回数やセット数を増やしていきましょう。

バランストレーニング(座位)

  1. 床に座って、両足を前方に伸ばします。 背筋を伸ばし、姿勢を正しく保ちます。
  2. 両手は腿の上に置き、安定感を出します。 手の指先は軽く床に触れる程度でOKです。
  3. 両膝を軽く曲げ、腰から上半身を少し後ろに傾けます。 上半身と腿の間に隙間ができるようにします。
  4. この姿勢でバランスを取りながら、両足のつま先を少しずつ上げていきます。 膝を曲げたまま、足首を使ってバランスを保ちます。
  5. 両足のつま先が床から数センチ程度浮いたら、一定の時間キープします。 初めは数秒から始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。
  6. ゆっくりと元の姿勢に戻ります。 両足を床にしっかりとつけてリラックスします。

バランストレーニングは初めはバランスを取りにくいかもしれませんが、練習を重ねることで徐々に上達します。正しいフォームを保ちながら行うことが重要です。 少しずつ練習を増やしていきましょう。 安定感が増してきたら、両手を胸元に組んだり、両手を頭の後ろで組んだりして挑戦することもできます。

バランストレーニング(バランスディスク等)

  1. バランスディスクを床に置き、片足をディスクの上に乗せます。 もう一方の足は地面に踏みつけてバランスを取ります。
  2. 背筋を伸ばし、姿勢を正しく保ちます。 両手は腰の横や前方でバランスを取るために使います。
  3. バランスディスクの上で足をしっかりと安定させるために、足の裏全体を使って均等に圧力をかけます。 つま先やかかとだけでなく、足全体を意識しましょう。
  4. 初めはバランスを取りながら静止するだけで良いですが、慣れてきたらバランスを崩さずに足を動かすことも試みてください。 例えば、膝を曲げたり伸ばしたり、足首を回したりする動作を行います。
  5. 一定の時間キープしたら、もう一方の足をバランスディスクに乗せて同じ動作を行います。
  6. 両足でのバランスが安定してくると、さらに難易度を上げるために目を閉じてバランスを取ることも挑戦してみてください。

バランスディスクを使用したトレーニングは、体幹の安定性やバランス感覚を鍛えるのに効果的です。 最初はバランスを取りにくいかもしれませんが、徐々に慣れてきます。 安全な環境で行い、無理な負荷をかけないようにしましょう。 バランスディスクの使用に慣れたら、トレーニングのバリエーションを増やして挑戦してみてください。

中・上級者向けの体幹トレーニング

ワンレッグプランク

  1. まず、四つん這いの姿勢から始めます。 手は肩の真下に置き、ひざはヒップの真下に置きます。
  2. 腕をまっすぐ伸ばし、手首から肘、肩まで直線を作ります。
  3. 頭、背中、お尻、ひざ、足首のラインが直線になるように体を伸ばし、体幹をしっかりと固定します。
  4. 次に、右足を伸ばし、つま先で床を軽く触れるようにします。 左足は曲げたままで、ひざが床についたままです。
  5. 腹筋を引き締め、体を安定させながら、この姿勢をキープします。 背中が丸まったり、お尻が上がったりせずに、一直線に保ちましょう。
  6. 一定の時間(例えば10秒から始めて徐々に増やしていく)キープしたら、左右の足を入れ替えて同じ動作を行います。

ワンレッグプランクはバランスと体幹の安定性を同時に鍛える効果があります。 最初はバランスを取りにくいかもしれませんが、徐々に慣れてきます。 正しいフォームを保ちながら行うことが重要です。 無理な負荷をかけずに、自分のペースで取り組んでください。 徐々に時間やセット数を増やしていくことで、体幹の強化やバランス感覚の向上につながります。

プランクレッグレイズ

  1. まず、四つん這いの姿勢から始めます。手は肩の真下に置き、ひざはヒップの真下に置きます。
  2. 腕をまっすぐ伸ばし、手首から肘、肩まで直線を作ります。
  3. 頭、背中、お尻、ひざ、足首のラインが直線になるように体を伸ばし、体幹をしっかりと固定します。
  4. 次に、右足を伸ばし、つま先で床を軽く触れるようにします。左足は曲げたままで、ひざが床についたままです。
  5. 腹筋を引き締め、体を安定させながら、この姿勢をキープします。背中が丸まったり、お尻が上がったりせずに、一直線に保ちましょう。
  6. 一定の時間(例えば10秒から始めて徐々に増やしていく)キープしたら、左右の足を入れ替えて同じ動作を行います。

ワンレッグプランクはバランスと体幹の安定性を同時に鍛える効果があります。最初はバランスを取りにくいかもしれませんが、徐々に慣れてきます。正しいフォームを保ちながら行うことが重要です。無理な負荷をかけずに、自分のペースで取り組んでください。徐々に時間やセット数を増やしていくことで、体幹の強化やバランス感覚の向上につながります。

ヒップリフトブリッジ

  1. まず、床に仰向けに寝ます。膝を曲げ、足は腰幅程度に開きます。踵は床につけます。
  2. 両手は体の横に置き、手のひらは床につけます。指先は軽く触れ合わせる程度でOKです。
  3. 腹筋を引き締めながら、お尻の筋肉を使って骨盤を床から浮かせます。お尻から背中までが一直線になるようにします。
  4. この状態で、お尻を上に押し上げ、背中とお尻の筋肉を意識しながらキープします。膝から肩までの直線ができるようにします。
  5. 一定の時間(例えば10秒から始めて徐々に増やしていく)キープしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。

ヒップリフトブリッジはお尻の筋肉や背中の筋肉を強化し、体幹の安定性を高める効果があります。正しいフォームを保ちながら行うことが重要です。背中が丸まらないように注意し、お尻をしっかりと使って動作を行います。初めは少ない回数から始め、徐々に回数やセット数を増やしていきましょう。安全に練習を行い、自分のペースで進めてください。

バーベルスクワット

  1. バーベルを適切な重量でセットし、胸の前に置きます。手は少し広めのグリップで握ります。
  2. 肩幅程度に足を開き、つま先は外向きに少し広げます。背筋を伸ばし、体幹をしっかりと固定します。
  3. 腕をまっすぐ伸ばし、バーベルを肩の後ろに移動させます。バーベルは首と肩の上に乗るようにします。
  4. 息を吸いながら、膝を曲げてゆっくりと下ります。太ももが地面と平行になるようにします。背中はまっすぐで、お尻は後ろに突き出さないように注意しましょう。
  5. 最下点で一瞬停止し、息を吐きながら力を入れて膝を伸ばし、ゆっくりと立ち上がります。膝を完全に伸ばすまで上体を起こすことに注意しましょう。
  6. 一定の回数(例えば10回から始めて徐々に増やしていく)を行ったら、バーベルを安全に置いて終了します。

バーベルスクワットは正しいフォームと安全性に注意しながら行うことが重要です。初めは軽い重量から始め、徐々に重さを増やしていきましょう。体のバランスを保ちながら下りることや、膝を過度に内側に崩さないようにすることにも注意しましょう。必要に応じてトレーニングパートナーやトレーナーの指導を受けることをおすすめします。

体幹トレーニングで理想的な時間と量、どこから強化する?

  1. 時間と量:
    • 体幹トレーニングの時間は個人の体力や目標に応じて異なりますが、一般的には週に2〜3回、各回15〜30分程度のトレーニングを目指しましょう。
    • トレーニングの量は、初めは軽めから始めて徐々に負荷を増やしていくことが大切です。セット数や回数は個人の体力に合わせて調整し、無理のない範囲で行いましょう。
  2. 強化のポイント:
    • 全体的な強化を図るために、体幹の各部位をバランスよく強化することが重要です。主な強化ポイントは次の通りです
      • 腹筋: プランク、クランチ、レッグレイズなどのトレーニングで腹筋を強化します。
      • 背筋: バックエクステンションやバーベルローイングなどのトレーニングで背筋を強化します。
      • 腰部: ヒップリフトブリッジやドローイングなどのトレーニングで腰部を強化します。
      • サイド: サイドプランクやロシアンツイストなどのトレーニングでサイドを強化します。
    • これらのトレーニングを組み合わせて行うことで、全体的な体幹の強化を促進することができます。

体幹トレーニングは個人の目標や体力に応じて調整する必要があります。無理のない範囲で、継続的に取り組むことが大切です。また、正しいフォームを守りながら行うことも重要ですので、必要に応じてトレーナーや専門家の指導を受けることをおすすめします。

体幹トレーニングを行う際の注意点

毎日続ける

体幹トレーニングは毎日続けましょう。毎日続けたほうがいい理由をご紹介します。

  1. 安定した姿勢とバランス: 体幹は身体の中心部を支える重要な役割を果たしています。毎日のトレーニングによって体幹が強化されると、姿勢が改善され、バランスが向上します。これにより、日常生活やスポーツでのパフォーマンスが向上し、けがのリスクが低減されます。
  2. 強化された筋力と柔軟性: 体幹トレーニングは腹筋や背筋、腰部、ヒップなどの筋肉を強化します。これにより、身体全体の筋力が向上し、日常生活の動作やスポーツにおいてより効率的に動くことができます。また、柔軟性も向上し、身体の可動域が広がります。
  3. 怪我の予防: 強化された体幹は身体の安定性とバランスを高めます。これにより、関節や筋肉にかかる負担が軽減され、怪我のリスクが低くなります。毎日のトレーニングによって体幹を強化し、身体の不均衡を改善することで、スポーツや日常生活での怪我の予防に役立ちます。
  4. 姿勢と腰痛の改善: 強化された体幹は正しい姿勢を維持するのに役立ちます。毎日のトレーニングによって体幹が強化されると、背筋が伸び、姿勢が良くなります。また、腰痛の原因の一つである筋力の弱さも改善されます。
  5. メンタルとエネルギーの向上: 体幹トレーニングは身体だけでなく、心の健康にも良い影響を与えます。運動によってエンドルフィンと呼ばれる快感物質が分泌され、ストレスの軽減や心のリフレッシュにつながります。また、毎日のトレーニングによって自己克服の感覚や達成感が得られ、メンタル面でもプラスの影響があります。

以上のような理由から、体幹トレーニングを毎日続けることは重要です。毎日少しずつでも取り組むことで、姿勢の改善、筋力と柔軟性の向上、怪我の予防、腰痛の改善、メンタルとエネルギーの向上などのメリットがあります。ただし、自分の体力やペースに合わせて無理のない範囲で行い、楽しみながら継続することが大切です。

無理はしない

体幹トレーニングで無理をするのは避けましょう。無理をすると以下のようなデメリットがあります。

  1. 怪我のリスク: 無理なトレーニングは怪我の原因となります。体幹は身体の安定性やバランスを支える重要な部位ですが、無理な負荷や姿勢の乱れによって怪我を引き起こす可能性があります。筋肉や関節への負担を適切に管理し、自分の体力や柔軟性に合わせたトレーニングを行うことが重要です。
  2. 疲労や過労: 無理なトレーニングは身体の疲労を増やし、過労を引き起こす可能性があります。十分な休息とリカバリーが必要です。過度な負荷や継続的な運動によって体の回復力が追いつかなくなると、逆に筋力やパフォーマンスが低下することがあります。
  3. モチベーションの低下: 無理なトレーニングはストレスや苦痛を引き起こし、モチベーションの低下につながる可能性があります。楽しみながらトレーニングを行うことで、長期的な継続が可能となります。自分の体の状態や限界を理解し、無理をしない範囲で取り組むことが大切です。
  4. 効果の低下: 無理なトレーニングは逆効果になる場合があります。適切な負荷と運動量を設定し、正しいフォームとテクニックを守りながらトレーニングを行うことが大切です。無理なトレーニングでは筋力や柔軟性の向上が阻害され、効果を得ることが難しくなります。

以上の理由から、体幹トレーニングで無理をすることは避けるべきです。自分の体の状態や限界を理解し、無理のない範囲で取り組むことが大切です。トレーニングの効果を最大限に引き出すためにも、安全性と健康を優先することが重要です。

長時間行わない

  1. 疲労と怪我のリスク: 長時間の体幹トレーニングは、筋肉や関節に負担をかけてしまいます。疲労が蓄積し、怪我のリスクが高まる可能性があります。
  2. 効果の減退: 体幹トレーニングは集中力と正しいフォームが重要です。長時間行うと、集中力が散漫になり、フォームが乱れる可能性があります。その結果、効果が減退する可能性があります。
  3. 継続の困難さ: 長時間のトレーニングはモチベーションを低下させる場合もあります。疲労感やモノトーンな練習によって、トレーニングを続ける意欲が低下するかもしれません。
  4. 回復の必要性: 適度な休息と回復は体幹トレーニングの一環です。長時間のトレーニングでは、筋肉や神経系の回復に十分な時間が取れない可能性があります。

体幹トレーニングは適切な範囲で行うことが重要です。自分の体力や能力に合わせて、適度な時間と回数を設定しましょう。適切なトレーニング時間を守りながら、効果的な体幹トレーニングを行いましょう。

正しいフォームで行う

  1. 効果的な筋力開発: 正しいフォームでトレーニングすることによって、対象となる筋肉が適切に刺激されます。正しいフォームで行うことで、目的の筋肉を効果的に鍛えることができます。
  2. 怪我や負担の軽減: 正しいフォームで行うことで、身体の負担を均等に分散させることができます。不適切なフォームでトレーニングを行うと、特定の部位に過度の負荷がかかり、怪我や痛みの原因となる可能性があります。
  3. 安定性の向上: 正しいフォームは身体の安定性を向上させます。体幹を正しく使い、姿勢を整えることで、身体のバランスと安定性が向上します。これにより、パフォーマンスの向上や怪我の予防につながります。
  4. 長期的な健康への影響: 正しいフォームで体幹トレーニングを行うことは、身体のバランスや姿勢の改善にもつながります。これにより、日常生活やスポーツにおいて正しい姿勢を保つことができ、長期的な健康維持に役立ちます。

正しいフォームで体幹トレーニングを行うことは、効果的なトレーニングと健康維持に欠かせません。指導者や専門家のアドバイスを受けながら、正しいフォームを意識してトレーニングを行いましょう。

呼吸を止めない

  1. 安定性の低下: 呼吸を止めると、体内の圧力が変わり、身体の安定性が低下します。体幹トレーニングでは、正しい姿勢と安定性が重要です。呼吸を止めることで、体幹の安定性が崩れ、運動効果が減少する可能性があります。
  2. 筋肉の疲労や緊張: 呼吸を止めると、筋肉に酸素が供給されにくくなります。これにより、筋肉の疲労が早まったり、緊張が増加したりする可能性があります。正しい呼吸を保ちながらトレーニングを行うことで、筋肉の効果的な活動が促されます。
  3. 血圧の変動: 呼吸を止めることで、血圧が上昇する可能性があります。特に高血圧や心臓疾患のある方は、呼吸を止めることで血圧が上昇し、健康へのリスクが高まる場合があります。
  4. パフォーマンスの低下: 呼吸を止めることで、身体への酸素供給が減少し、エネルギーの供給も制限されます。これにより、トレーニングのパフォーマンスが低下する可能性があります。

正しい呼吸を保ちながら体幹トレーニングを行うことで、身体の安定性や効果的な筋肉活動を促し、パフォーマンスの向上と健康維持につながります。呼吸を意識しながらトレーニングを行いましょう。

インナーマッスルから鍛える

  1. 安定性の向上: インナーマッスルは、体幹の深層部に位置し、脊椎や骨盤を安定させる役割を果たしています。これにより、姿勢の維持や動作の安定性が向上します。インナーマッスルを鍛えることで、身体のバランスと安定性を高めることができます。
  2. 怪我の予防: インナーマッスルの強化により、関節や周辺組織への負担が軽減されます。そのため、怪我や負傷のリスクを低減することができます。特にスポーツや日常生活での身体の動きにおいて、インナーマッスルの強化は重要です。
  3. パフォーマンスの向上: インナーマッスルが強化されると、身体の動きの制御が改善されます。これにより、スポーツやフィットネス活動などでのパフォーマンスを向上させることができます。また、より効率的な運動パターンを身につけることで、疲労の軽減やパフォーマンスの持続性も向上します。
  4. 日常生活の快適さ: インナーマッスルを鍛えることで、日常生活の動作がスムーズになります。姿勢の維持や腰痛の予防など、身体の不快感や痛みを軽減する効果があります。また、長時間の座位や立位などの姿勢を保つ際にも、インナーマッスルの強化が役立ちます。

インナーマッスルの強化は、身体の安定性やパフォーマンスの向上、日常生活の快適さにつながります。正しいトレーニング方法と継続的な取り組みを通じて、インナーマッスルを鍛えることをおすすめします。

やつひめの体幹トレーニングの治療は

当院では体幹トレーニングをおすすめしております。推奨する理由としては、怪我をしにくい体を作ることができるということです。姿勢改善といわれますが、マッサージだけ、ストレッチだけ、電気を当てるだけでは、その場の形を作ることはできますが、すぐ戻ってしまいます。戻らないために行うのが体幹トレーニングになってきます。体幹トレーニングと施術を行うことで背骨のゴールデンラインを作りだし、怪我や痛みのない体づくりを行い、根本治療という事を行っております。

当院では、上記に書いたトレーニングについてもアドバイスできますし、あなたを治療する際に筋肉の付き方や体の使い方など、体をしっかりとチェックし、カウンセリングを行うことでその方に合ったトレーニング方法を教えていきます。

当院では、寝たまま簡単にできる初心者向けから、ジムで鍛えている方用のハードなトレーニングメニューまで行うことはできますが、無理はしません。

体幹を鍛えることで健康で楽しい生活を送ることができますよ。

この記事を書いた人

監修:松林伸弥 / やつひめ整骨院代表

Shinya Matsubayashi

国家資格:柔道整復師
社団法人全国病院理学療法協会公認
運動療法機能訓練技能士
財団法人日本体育協会公認
スポーツリーダー
特定非営利活動法人オーソティックスソサエティー公認 
フットケアトレーナー マスターライセンス取得
全国冷え症研究所
八女分室室長