整体・整骨って何なの?何をするの?何の為に行うの?私が整骨院で仕事をするのようになってよく聞かれる質問です。
あなたも仕事を行いますよね?その仕事を行うにあたって右利きの人は右をよく使うでしょうし、左利きの人は左をよく使いますよね。
例えば、パソコン作業の人は下半身はほとんど動かさないで、上半身だけ、特に指や腕を使って、マウスを動かしたり、キーボードを打つ動作が多く、画面を見るために首や肩は固定して作業を行います。
そうすると動かす所と動かさない所があるのに気が付きますよね。その作業をほぼ毎日仕事で行っていきます。そうすると動かす所と動かさない所の使用頻度の差がどんどん広がってしまいます。
そしてやがて、身体はその動きだけに特化した身体つきになっていきます。そして、ある日運動しようとして、いつもやらない動きをした時に身体は適応できずに壊れるという事が起きてしまい、治療をしなければいけない状態になってしまうのです。
よくあるのがぎっくり腰や寝違え。病院受診をするとレントゲンを撮り、骨に異常がないというのがわかると、シップや痛み止めのお薬を出されます。痛みのひどい方は入院される方もおられるでしょうし、痛み止めの注射を打たれ、コルセットを出され、安静支持というパターンが多いのではないでしょうか?しかし、果たしてこれでよいのでしょうか?確かに痛みは取れます。でも、本当の原因は除去できたのでしょうか?
当院での考え方は少し違います。確かに、痛みを取るのは最優先です。しかし、原因を取り除かないとまたなるのではないのでしょうか?
そこでおすすめなのが整体です。
今まで普通に行えていた動作を行っていて、身体が壊れてしまった。というのは普通に考えておかしくないでしょうか?昨日までは出来ていたのに、今までどうもなかったのに。どうして急になってしまったのか?
よく、腰椎ヘルニアなどになりましたというお話をあなたも聞いた事があるのではないでしょうか?もしくはあなただったりあなたのお父さん、お母さん、親戚、友人には脊柱管狭窄症になりました。変形性腰椎症になりました。という方もおられるでしょう。
私はここでどうして、その場所だけにその症状が現れたのかという事が気になりました。病院の先生から「腰椎の5番の所にヘルニアが認められますね。」「腰椎の3番目が変形してますね。」「腰椎の5番と仙骨の間の椎間板が狭くなっていますね。」と言われましたというお話を聞いた時になんでそこだけ?って思いませんか?
5番だけ?他はどうもないのにそこだけすり減っているの?変形しているの?と私は思いました。
変形や、ヘルニアが出る、椎間板がすり減るという現象は一瞬で起きる出来事ではありません。つまり、あなたがそこだけにストレスをかけるような動きを長い間行ってきたという事なのです。
ここで重要になってくるのが冒頭でお話をした、日々の生活動作です。動くところは毎日バリバリ動かす。動かないところは全然動かさない。という差がひどくなり、動かさないところが、機械で言うならば錆びついて動かなくなってしまっているということなのです。だから、動かしたくても動ない。そして、動くところに無理を強いてしまう結果となっているのです。いうならば、本来は10人で仕事をするべき仕事を1人や2人で行わなければならなくなってしまうという事ですよ。もうお分かりですね。そんな事をしていたら、オーバーワークで過労死してしまいますよね。(笑)
つまり整体というのは、本来動かないといけない身体の場所が固まって動かなくなっているところを探し出し、きちんと動くような(働くような)環境を作ってあげるためのものなのです。
もう一度言います。
整体は本来自分が持っている身体の運動機能を使えるようにさせるためのものです。
マッサージとは違い、筋肉だけではなく、骨格や関節、筋力、可動性をみてしっかりと動ける身体作り、壊れない身体作りを行っていくのがやつひめの整体です。
ですから、ひとりひとり、環境がちがうので、一様なやりかたではなく、あなたの置かれている環境を聞き出し、あなたに適した整体を行っていく、オーダーメイドな整体を行います。
監修:松林伸弥 / やつひめ整骨院代表 柔道整復師 / 全国冷え症研究所 八女分室 所長 この世界で20年の経験。自分の整骨院を開業して13年。 今までの総患者数15,000人以上サポートし、リピート率約80%を実現している。 とにかく日常生活を思い通り過ごしてもらいたいということが一番。 自身の経験で、高校の柔道活動の中、ケガをして、近くの整形外科に行くと、レントゲンに異常がなかったので、湿布をだされて終わりという処方でよくなりませんでした。 わらをもすがる気持ちで近くの整骨院にいったところ、先生が試合で、少しでも全力が出せるようにと親身に接して下さいました。本当に嬉しかったです。 同じように悩む患者さんに全力でサポートしたい!と思い今日に至っています。